あいまい母音(Schwa)

あいまい母音とも呼ばれる[ə]の発音です。英語では、Schwa(シュワ)と言います。
実は、英語の発音の中で一番重要だったりしますが、そもそもどうやって発音するのか教わっていない人が多いと思います。
この音が英語の中で最も発音されます。なにしろ英語の中で70%くらいがこの音と言われています。

英語をカタカナで発音している人は、「え?なにその音?」と思っているはずですが、
Schwaを制する者が英語を制する。と言っても過言ではないはず。

では、このよく分からないあいまい母音とはどんなものか掘り下げていきましょう。
長いですけど、どんな音なのかが分かると思います。

 

次にこの動画を見てみましょう。

 

あいまいと言われているだけあり、日本語で言う[ア][イ][ウ][エ][オ]どれにも属さない音。
そして、どの音にもなんとなく聞こえてしまう音です。
本やウェブによっては、[イ]と[エ]の中間の音、などと書いてあったりますが、そうは思いません。
人によっては、[ア]と[オ]の間に聞こえるし、単語によっても異なって聞こえます。
そもそも日本語にない音なので、カタカナで考えている時点でだめですけどね。

このあいまい母音ですが、アクセントが非常に重要です。
上の動画でも触れていますが、アクセントでない音がほぼ全てあいまい母音として発音されます。

このSchwaをマスターするのは、アクセントがどの音にあるのかを意識しなければなりません。
アクセントを意識して、この動画を見て下さい。

 

もう一つ見てみましょう。

 

では、発音の仕方を見ていきましょう。

この母音の音声は、アクセントが、置かれないために、唇や口内の緊張も無く、
少しだけ、唇を開いて、上下の前歯が、少し離れた状態で、喉にある声帯を、
軽く、鳴らした時に発せられる音声です。
<出典: http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp

 

次は、口の動きに注意して動画を見てみましょう。

 

もう一つ。

 

どうでしょうか?中々分かりにくいと思いますが、分かって来ましたか?

 

最後に、この動画を見て下さい。

2:00~くらいからPresidentの発音に関して説明していますが、schwaの音がないと
[プレシデント]のようなカタカタ発音で変だ、と言っています。

いままでカタカナ発音で全て覚えていた人、残念ながら、一からやり直しです。

しかし、朗報です。この良く分からない音ですが、日本人にとって発音するのは難しくないはずです。
この音は口と舌をリラックスして発音します。
他の英語の音は、いずれも口を大きく開いたり、[r]のように舌を巻いたりと忙しいと思いますが、このあいまい母音は別です。
日本語のように口をあまり開けず、手を抜いた感じで発音するので、実は日本語に近い形で発声します。

多くの日本人がこのあいまい母音の重要度を理解した時に、英語の発音の壁にぶつかると思います。
あいまい母音は英語の約70%を占める為、全単語の覚え直しに近いですので。

ただ、このあいまい母音を習得出来れば、ネイティブに近い発音が出来ます。
なんたって、英語の約70%を占めるのですから。

また、このあいまい母音こそが英語のリスニングを難しくしている原因です。
なんてったって、日本人にはあいまいに聞こえるんですからね。

このあいまい母音をマスターすると発音が綺麗になる上、リスニングも向上します。

大変ですが、苦労の甲斐があります。