WonderとWander/ʌとa

[æ]の発音でも出てきましたが、[ʌ]と[a]の音の違い分かっていますか?
発音の違いを分かった気でいるだけではないですか?[ʌ]は[a]の短い音なんて思っている人はいないですか?

Wonder[wˈʌndɚ]とWander[wάndɚ]では最初の音が違います。どう違うか発音分けできますか?
知ったかは発音ではご法度です。

では、見ていきましょう。
まずは、どのように発音が違うのかをこの動画で見て下さい。

 

一回見ただけでは中々、違いは分かりにくいかと思います。
特に、早くWonderとWanderを混ざてしゃべられると、どっちがどっちか混乱しますよね。

 

次に、この動画を見て下さい。

 

この動画で触れている通り、SoccerとSuckerも同様に異なります。
カタカナで[サッカー]というと、どちらかと言うと[Soccer]に近い音になりますが、
ネイティブっぽく言うとして[サッカー]と言ってると、[Sucker]の音に近くなってたりします。
この違いが良く分からない内は、European footballと言っておきましょう。(イギリスならfootballです)

また、この動画で説明している通り、Soccerの[a]は喉の上の方で発声し、Suckerの[ʌ]は喉の下(奥)の方で発声します。
ただ、日本人にとって、最初この感覚は分からないと思います。
日本語は全て、[a]のように喉の上の方で発声するので、[ʌ]の発音が難しいです。

[a]は、日本語の[ア]を気持ち口を大きく開けて発音すれば問題ないです。

では、[ʌ]の音を重点的に見てみましょう。

https://www.youtube.com/watch?x-yt-cl=85027636&v=BL7PFZQPAh0&x-yt-ts=1422503916#t=95

 

ここで注意なのですが、[ʌ]は[ア]を短くした音と習った人がいるかもしれません。
私もそうでした。しかし、これは間違いです。
[ア]と短く言った時に、[ʌ]に近い音が出る傾向がありますが、必ずしもそうとは言えません。

実際に、[ʌ]を長く言えます。
英語でも、short vowelとして、[ʌ]を紹介していますが、短いというのは気にしない方が良いです。
なぜならば、英語では文脈で強調したい単語を長く発音する事があります。(日本語でも同じですよね)
例えば、「でも」を強調する時に、日本語でも[でーもー]と長くすると思います。
英語も同様に、[But]の[ʌ]を通常よりも約2倍の時間をかけて発音します。

更に、最初の動画を見てもらうと分かると思いますが、wonderもwanderも同じような長さで発音しています。
なので、短い音というよりも、喉の奥で鳴らす音という認識に変えた方が正しく発音出来る様になります。

唇にはまったく力を入れず特別な形や丸みを作ろうとせず、あごの力を抜いて軽く口を開きます。開き具合は指一本入るか入らないかという程度。そして喉の奥で短く「あっ」と言ってみてください。調音点表では日本語の「ア」と「オ」の中間あたり、さらに口の後ろとなっていますね。上の左図で正面から見た口の開きが「力を抜いてだらしなく、なんとなく開いている」感じが分かるでしょうか。

<出典: http://roundsquaretriangle.web.fc2.com/

 

コツとしては、喉・声帯を占めて発音する事です。

では、喉の奥で発音するという事を念頭にこの動画を見てみましょう。

https://www.youtube.com/watch?x-yt-cl=85027636&v=sJupiMmsbx0&x-yt-ts=1422503916#t=157

 

分かってしまうと簡単なのですが、中々、分かりにくいので、いくか参考になる動画を置いておきます。
分かるまで、練習しましょう。